お多福美人講座美しさは福を呼ぶ
許可することの大切さ その2 許可できない時には
自分の望みを叶える時に、
「私はこれを望んでもいいんだ」
と、自分に許可をあたえることは、
「それを手に入れる可能性がある」
ことを許可すること。
自分が欲しいものを持っている人を見て、
「どうせ私は」
とか、
「関係ない」
とか、
「どうせあの人は」
と思ってしまうようなら、「自分もまたそれを手に入れることができる」という許可を
自分に与えていない可能性が高いとこの前のブログで書きました。
https://chiyorin.com/blog/otafuku/kyokadaiji/
だから、妬ましい気持ちになったり、
「どうせ」
と感じた時は、自分が何を望んでいるか知るチャンスでもあるし、
自分に許可を出して、欲しいものを手に入れるチャンスでもあります。
「許可をする」
というのは、とてもとても大切なことですが、
「自分に許可を与えるのが難しい」
という人が多いのも事実。
かくいう私も、すべてのことに許可を出せているかというと、
そうではありません。
では、自分が「許可できていないなぁ」
と思う時どうしているか、今日は書いてみたいと思います。
まず第一は、
「許可できてない私もあり。そんな私にも◯」
と、自分を受け容れること。
許可するのが下手な人は、真面目だったり、
自分に厳しい人が多くて、
(私は、真面目でも自分に厳しいわけでもないのですが、
ダメ出しされることにすごく怯えるところがありました)
生きている中で、あらゆるシーンで、
あらゆる瞬間に
「本当はこれが正しい」
という理想の物差しを出してきて、自分を測ってしまうのです。
でも、その物差しでぴったりおさまるのは、髪とか仏とか観音様とか菩薩とかのみ。
とにかく生身の人間には合わない定規。
取説には
「人間には使用しないでください」
と書いてある代物で自分を測ってしまうのですから、
どんな時でも、
「自分は間違っている。ダメ」
となってしまいます。
だから、
「夢を叶える」
とか、
「理想の私になる」
というようなものを読んだり、セミナーに行ったばっかりに、
「これが正しい」
ということを意識しすぎて、
とてつもなく今までの自分を裁いて、底なし沼にはまってしまうことがあるのです。
運を良くするためには、感謝が最強という記事を先日書きましたが、
https://chiyorin.com/blog/otafuku/kansha/
幸せを感じながら生きたり、
何かにチャレンジしてみようという前向きな気持ちになるためには、
自分を受け容れ、自分を認めることが不可欠です。
これは、人が忘れてしまいがちなことですが、
ここを抜きに幸せは手に入れられないと私は強く思っています。
どんなにお金があっても、
人からすごいすごいと言われていても、
どんなに高い能力があっても。
自己受容ができていなかったり、
自己肯定感が育めていなかったら、
「全部持っているはずなのに、不幸せな人」
になってしまうんだなぁと芸者時代に痛感したのです。
だから、新しく何かにチャレンジする時も、
新しい考え方を取り入れる時も、
「今までの私もO.K]
「これができない私もO.K]
という風に、
「自分に◯」
をつけることがとにかく大事。
「許可することができなかった私ってダメだし、
すぐ自分を裁いてしまう私は本当にダメ」
なんて考えずに、
「許可できてない私でもいい。
すぐに自分を裁いてしまう私にも◯。
それに、許可できる私になることも、
自分を裁かず、いつも受け容れる私になることもできるはず」
と考えて、とにかく自分の味方でいること。
以前、ある方が、
「許せない自分を許す」
ということをお話しになって、
「ああ、本当にそうだ。許せない自分を許すこと。
これってすごく大事なことだ」
と、とても心に響きました。
許せない自分を許す
できない自分を許す
愛せない自分を許す
意地悪な気持ちになる自分を許す
そうやって自分を許した先にあるのは、
わがままや自分勝手ではなく、
人のこともまた許せる心
今のままの自分で人生を楽しもうという姿勢
生きていることが嬉しいという気持ちなのです。
(とはいえ、自分を受け入れる、認めるというのは、
時間をかけて進まないとクリアできないという場合が多いことも。
自己受容、自己肯定についてはこれからも何度も書いていきたいと思います)
さて、では
「許可できていない自分を責めない」
という段階をクリアしている人は、
次のステップ。
「◯◯=◯◯」
のイコールを、
≒
や
≠
に変えてみましょう。
「私にはできない」
を、
「私にも、できないこともないかもしれない」
「私にも、できるかもしれない」
と、可能性0から、徐々に上げていくのです。
固く固く握り締めている
「私には無理」
や、
「私は愛されない」
を、
「私にも、絶対無理じゃないかもしれない」
「私にも、できる時もある」
「私にも、できる可能性もあるかもしれない」
「私がやったっていい」
「私は、愛されないこともない」
「私は愛されてもいい」
「私は、愛される時もある」
という風に、揺さぶりをかけると、
時々ふと、絶対無理と思っていたことが、
「あ、私の身にも起こるかもね」
とか、
「そうなったって別におかしくないよね」
と思えることがあります。
一瞬そういうイメージが浮かんだとしたら、しめたもの。
自分の中の可能性の扉を開くことができたということです。
「絶対できない」
とか、
「関係ない」
「どうやってそこへ行ったらいいのかわからないから無理」
と、心の扉をセコムしている時には繋がらなかった
「望み」
への道が、許可を出しておくことによっって、
自分では思いつかなかったような方法で現われることがあるのです。
また、
「どうせ私には無理よね」
と思った瞬間、
「っていうのはうっそ〜」
というのも効果的。
芸能人などが、
「自分の好きな家具を、世界を旅するたびに集めて、
お気に入りの部屋にしています」
なんていうのを聞いて、
「それは素敵なこと。私には一生無理な話だけど」
と思ったら、
そこですかさず
「っていうのはうっそ〜」
と言ってみる。笑
固く握っていた
「無理」という気持ちにこちょこちょする感じで、
「そんなに真面目に無理って思わなくていーよー」
と思ってみる。
これが、許可を出す時案外いいのです。
許可できるようになるには、
「許可できない自分」
と正面からがっぷり組み合うより、
ちょっと不真面目
茶化す感じでやった方がうまくいくというのが私の感想。
うまくいけば、
「無理」
と思っていたことをノリノリでやっている自分も浮かんできたりして、
そうなれば「やったね!」
なのです。
一旦許可がおりて、
そうしている自分をイメージできる、
違和感を感じない、
という風になれば、勝手に望む方へ運ばれて行きます。
望むことがやってくると感じることもあるかな。
私の今までの実感としては、
「できないからできない」のではなく、
「できない」
と思っているうちは、
できる力が表に出てこないから
「実際できない状態になっている」
という感じ。
できることでも
「できない」
と思っているうちはできないし、
現時点でははそれを
「できる、する」
能力がなくても、
「できる」
と思ったら、その瞬間に
「できる」ようになるための力が出てくるのです。
ようは自分がそれをできると思えるかどうか、にかかっているのです。
「月に百万稼ぐ」
と聞いて、
「私には無理」
「どうやってそんなことできるの」
と、ザワザワしない人は月に百万稼ぐし、
「月に一千万稼ぐ」
と聞いてザワザワしない人は一千万稼ぎます。
「当然」
と思えたら、やり方はわかってなくてもそこに導かれる
というのがいろんな人を見てきた私の実感。
だから、
「私には無理」
と思ってしまったら、
いくらできる可能性があっても、
本当に無理になってしまう。
だから、自分の思い込みを上手にコントロールして、
可能性を否定しない。否定していることに気づいたら、
こちょこちょをお見舞いしてやる。
自分の能力を引き出すためには、
「できる」
と思うことを許可する。
「できる」
可能性があることを認めることが、大事なんですね。
そして、逆説的だけど、
許可できないとしたら、許可できない自分を許す。
これから出会う
「どうせ私には無理だ」
と思うことは、
自分が望む世界を作る大事な材料!
「無理だ」
と思ったらすかさず
「っていうのはうっそ〜」
とつぶやき、
「そうなったっていいよね」
と許可して、
どんどん望む現実を作って行きましょう❤️