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お多福美人講座美しさは福を呼ぶ

2019 Oct. 30
お多福美人

「うっさい、ほっとけ!!」もときには必要

 

大口を開けて、どこを見てるんだか、

芸者時代の朋輩に馬鹿面を撮られております。

 

とってもすました写真を、インスタとフェイスブックにあげているので、

その落差に恐怖を感じる方もいるかもしれません。

 

でも、私の近しい友人は、馬鹿面の方を、

「これこそがちより」

と思っているはず。

 

そもそも芸者になったことを信じない人も多かったくらい、

ガサツでおっさんのようなところがある私。

ところが、着物=女らしい

というイメージだけで、私を実像とかけ離れた姿で受け取っている方もおられます。

こういう感じのイメージね。

 

ずっとそのイメージでいければいいけれど、

自分の中にはそうでない部分もあって、苦しくなることもあります。

 

「私はきっと人からこう思われている」

というイメージを勝手に作って、

それに縛られて、世間が怖くなることが時々あるんですね。

 

 

イメージだけじゃなくて、

母とはこうあるべき

とか、

仕事をする人間はこうあるべき

とか、

いろんな

「べき」

に縛られて、それから外れる自分を激しく責めることもあります。

 

でも、そういう気持ちで生きてるときに、いいことなんて何にもないんですよね。

 

人生が停滞したり、人と表面的な付き合いしかできないときは、

他の誰でもない自分自身が、

「こうあるべき」

を自分にいっぱい課して、

本当に好きなこと

やってみたいこと

面白いと思うこと

を隠して、

「好かれそうな自分」

を演じているとき。

 

私の昔からの友達は、

そういう

「べき」

を超越しているツワモノが多く、

「これを知らなきゃイタいかも」

とか、

「おしゃれな人なら〇〇」

とか、

「これでもう、失敗しない〇〇」

とかいう、

世の中の

「あなたはあなたのままではダメですよ」

という雑誌やテレビなどの呪いをあっさりはねのけます。

 

そのときの呪文は、

「うっさい、ほっとけ!!」

 

「私はこれが好きで、気に入ってこうしてるねん。

私はこういうふうに生きてて充分満足や」

そんな感じで、時代にも、周りの女性にも振り回されない友達に会うと、

「ほっとするなぁ」

と思います。

 

私のブログを読んでくださったり、本や連載を楽しみにしてくださっている方は、

「常識的で、人の気持ちを常に考えて、

自分よりも周りを優先する」

というタイプの方が多い気がします。

 

そういう方とお話しする機会があると、

「そこまでご自身を責めないで」

とか、

「もっと自分の気持ちを優先させて」

と感じるほど、周りのために尽くす方が多いのです。

 

 

今の時代は、頼まなくてもいろんなところから、

「あなた、そのままで大丈夫?」

というメッセージとともに、売り込みやコマーシャルが降り注ぎます。

 

それに合わせて、

「私はここがダメ」

「もっとこうしないと」

「他の人はこうしてる」

なんて思っていたら、身がもちません。

 

精神性の高い、気配りの細やかな女性に憧れる気持ちは私にもありますが、

生きている中で、

「うっさい、ほっとけ!!」

という気持ちもまた必要。

 

 

望む現実を創っていくのに、

「許可」

がとても大切だと書きましたが、

https://chiyorin.com/blog/otafuku/kyokadaiji/

https://chiyorin.com/blog/otafuku/kyoka2/

 

「自分を責めないこと」

「自分にいつでも◯をつけること」

もとても大切。

 

だからこそ、誰かの意見に左右されずに、

自分が本当に好きと思うものを好きと言い、

好きなことをして、自分を表現していく。

 

それにとやかく言われることがあったら、

じゃりン子チエのチエちゃんを師匠にして、

マサルにからかわれたときにボソッと言うように、

「うっさい、ほっとけ!!」

と心の中であっさりかわす。

 

これくらいの心の自由は、いつでも持っていたいなぁと思います。