Profile プロフィール

千代里

元新橋芸者 エッセイスト

和裁が得意で日本の伝統文化を愛する祖母の影響を受けて育つ。
同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒業後、周囲の反対を押し切り、憧れの花柳界へ。
新橋芸者として、お披露目後一年でお花代No.1になり、一躍うれっ妓芸者に。ご贔屓のお客様は、日本のみならず世界のVIPに及び、多忙な日々を過ごす。途中病気をしたことで、日本の伝統の素晴らしさ、心の持ち方の大切さに改めて気づく。健康を取り戻した後、芸者を引退。
初めて出版したエッセイ『捨てれば入る福ふくそうじ』が好評を博し、本格的に執筆活動を開始。執筆がきっかけで講演の依頼をされるようになる。
着物での登壇、お客様への敬意がこもった応対などが口コミで話題を呼び、「話す内容だけでなく、話し方や声、姿にも癒される」と講演依頼が後を絶たない。現在は講演や研修で全国各地をまわる日々。目の前のお客様だけでなく、その向こうにいらっしゃるご家族や職場の方にも届く講演を目指している。
滋賀県大津市生まれ。一児の母。

著書に『親子で楽しむ季節のことば』(長崎出版)『捨てれば入る福ふくそうじ』(SDP)『マクロビオティックできれいになるレシピ』(扶桑社)『福ふく恋の兵法』(SDP)