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お多福美人講座美しさは福を呼ぶ

2019 Oct. 20
お多福美人

感謝が最強の開運方法といわれる理由

運をよくするためには、

そうじをしましょうとか、

笑顔でいましょうとか、

よい行いをしましょうとか言われます。

 

願いを叶えるために、

紙に手書きで書きましょうとか、

ビジュアライゼーション(視覚化)をしましょうとか、

アファメーションを唱えましょうとか言われます。

 

私も、

『捨てれば入る福ふくそうじ』

という本を書いていますし、

言葉の大切さも普段から講演でお話ししています。

 

でも、それが一番大事ではなくて、

そうじしても

笑顔でいても

いいことをしても

いろんなことをやってみているのに、幸せになれないことがあるのです。

 

書いたって

視覚化したって

なりたい姿を唱えたって叶わない・・・

 

その理由は、

「心の奥底では、本当は何を思っているか」

が現実を創っていくから。

 

そうじしたり、笑顔でいたり、いいことをしていても、

潜在意識が

「チクショー」

「バカヤロー」

でいっぱいになっていたら、そういう気持ちをさらに感じるような出来事を引き寄せてしまうのです。

そうじや、笑顔や、善行がきっかけとなって、結果心が整った場合には、

運がよくなっていくのですが、

掃除も笑顔も善行も、心の状態に作用しなければ、

「これだけやっているのに、ちっとも運がよくならない」ということになってしまうのです。

 

 

書いても視覚化してもアファメーションを唱えても夢が叶わないのも、原理は同じ。

書くことや、イメージや、口に出すことで

「そうなれる気になる」

ことができれば現実が動くのですが、

そういうことをしながら、

心の中では、

「無理に決まってる」

とか

「ホントにそうなったら怖い」

とか、

「ならなかったらどうしよう」

と言う不安や恐怖が心を占めていたら、

実際に叶うのは、不安や恐怖を感じる現実なのです。

 

 

私が今まで、

「こうするといいことが次々起こるなぁ」

と思っている一番の方法は、

「今をいい気分で生きること」

 

また、夢が叶う確率が圧倒的に高いのは、

「すでになったと感じて、そのときの感情を味わうこと」

 

どちらも、心の奥底で感じていることが

「心地よさ」

で、嬉しさや満足感があるのです。

 

「〇〇が叶ったら、その時初めて嬉しくなるのに、叶う前から嬉しくなれない」

という気持ちになることもありますが、

「今の状況の中で楽しいことを見つけ、幸せを感じていくことでさらなる幸せがやってくる」

という経験を何度もしているのも事実。

 

だから、不幸せを感じることがあっても、

「この状況の中から幸せを感じることに焦点を当てていこう」

と気持ちを持ち直して、いい気分でいる時間を増やしていくと、やはり現実はよく変わっていくのです。

 

また、今思い返せば、

「すでになったように感じて、その感情を味わう」

という方法で、

大学合格も、

花柳界入りも、

本を出すことも現実にしてきたように思います。

大学受験の時は、

高校に行くバスに乗っている途中、

ふと思い立って希望の大学に行こうと思い、

高校の制服のまま同志社女子大学に行きました。

そのまま構内に入って、

教室に座り授業を受けました。

今だとセキュリティーの関係で、

そんな事はさせてもらえないかもしれませんが、

その時受けた先生の授業を、

1年後全く同じ教室で

全く同じ先生から聞くことになったのです。

 

高校生の時、大学で授業を受けているときには、

「今味わっている感情が、また次も同じ感情を味わうような現実を引き寄せる」

などという事を知っているわけでもなく、

そうすることで大学に受かってやろうと思うわけでもなかったので、

「大学に受かってうれしい!やったーこんなふうに授業が受けられるんだ」

とイメージしようとしたりすることもなく、

「ふーん。なるほど」

という感じだったのですが、大学になってから同じ授業を受けた時も、

「ふーん。なるほど」

と感じていたのが面白いところ。

 

芸者になる時も、

その半年だか一年だか前に

「もう私は年齢的に舞妓になることも無理だから、せめてこの格好をしよう」

と思って体験で舞妓の格好したのです。

その時に

「わー!こんな風に白塗りするんだー」

とか

「カツラをかぶるとこんな感じなんだー」と体感して、それがすごく楽しくて、実際に舞妓になったような気分を味わっていました。

結果、場所は変わりましたが、

同じ気持ち、同じ経験を、東京の新橋で芸者となってすることになりました。

 

本を出した時は、

芸者を辞めた時に、なぜかすごく勉強机が欲しくなって、小学生でもないのにヒノキの勉強机を買ったのです。

そこで何を書くかわからないけれど、

「書き物がずっとできたらいいなぁ」

という気持ちでいました。

書いて喜んでいる気持ちが心のなかにありありとあったのです。

そしてその机を買って1年後には出版の話が決まっていました。

 

この3つの出来事は、狙ってやったわけではなかったのですが、結果的に願いを叶えることになりました。

 

それ以降、本などで

『夢の先取り』

と言う言葉を知り、

「私はそれをしていたんだ。これからも夢を叶えたい時はそうすればいいんだ」

と思い、実際先取りしたり、イメージしたのに叶わないことが多々ありました。

それは、形だけにこだわって、心の中は

「無理に決まっている」

と言う気持ちや

「そうならなかったらどうしよう」

という不安でいっぱいになっていたからだったのだと今ではわかります。

 

「そうなるんだ」

と素直に思えたとき、夢は現実になるのです。

そのために、ビジョンボードを貼ったり、

実際そうなったように振る舞ったり、

紙に書いたり、

口に出したりすることが有効に働くことがあります。

でも、そういうことをやりながら、やればやるほど

「無理に決まっている」と言う気持ちが強くなってしまうようなら、それは全くの逆効果なのです。

 

「そうなるんだ」

と思うのが難しかったら、

「もし本当にそうなったらどんなに嬉しいだろう」

と考えて、その嬉しい気持ち自体を感じることが、夢の実現に最大の効果を発揮するというのが私の実感です。

 

でも長年、自分の中で無理だと思ってきたり、辛い経験を重ねたりしている分野のことに関しては、

「幸せになったなぁ。うれしいなぁ」

という気持ちを味わうのは簡単ではありません。

 

「こうなって嬉しいなぁ」と思おうとするたんびに不安が押し寄せると思うのです。

そんな時に、感謝をすることが助けになります。

 

水が使えてありがたい

風が気持ちいい

空が綺麗

花が綺麗

友達から嬉しいメッセージをもらった

ケーキがおいしい・・・

 

そんな、身の回りにある、

「当たり前のように思っているけれども実はとっても幸せ」なことをきちんと認識して、

「あー幸せだなぁ。嬉しいなぁ」と思う気持ちを味わうことで、

結果的に

「こうなって嬉しいなぁ」というときに味わう感情と同じ、

充足した気持ちをを何度も味わうことになるのです。

 

すごく嫌なことに無理して感謝する必要は無いので、

身の回りにある、本当に感謝できる、幸せだと思うことを1つでもたくさん見つけて、

「嬉しいなぁ。幸せだなぁ」

と思うことが、運も良くし、夢を叶えるにもとても効果的な、最高の開運法です!

 

それからもう一つ、望む人生を生きるためにとても大切だと思っていることがあります。

 

それは、

「許可」

次は、これについて書いてみようと思います。