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お多福美人講座美しさは福を呼ぶ

2019 Oct. 19
お多福美人

女神との時間

 

美しい女性のことを

「女神」

などと言うことがありますが、

私の友人にも、女神と呼ぶよりほかに呼びようがない人がいます。

彼女はもう、アフロディーテそっくり!

(見たことあるんかい!って突っ込んでください。

ちなみに彼女は、絵のアフロディーテよりもさらに女神っぽい人です)

髪は長く、

つやっつや

ぴかっぴか。

肌も抜けるよう。

口元はいつも笑みをたたえて、口角がきゅっと上がっています。

 

彼女を初めて見かけてから、もう12〜3年経ちますが、その時も

「あ、女神がいる」

というのが第一印象でした。

 

彼女と話していると、

「なるほど〜」

「さすが」

「すごいなぁ」

と思うことばかり。

 

美しいだけでなく、聡明で行動力もあり、柔らかさと、しなやかな強さが同居しているような、まさに女神なのです。

今日は、彼女と久しぶりにランチをしてきました。

女神は(今日はこれから彼女のことを女神と呼びます)、

美しいもの

高級感のあるもの

美味しいもの

可愛いもの

気持ちいいことなど、

まさにヴィーナスが司るようなことが大好き。

世界中の素敵なお店にアンテナが立っていて、

女神が教えてくれるお店ではいつも、身体も舌も目も喜ぶお料理をいただくことになります。

 

そんな、素晴らしいことづくめの女神ですが、何が一番素晴らしいかと言うと、

「見せかけの自分」

ではなく、

「本当の自分」

で生きていること。

 

「人からこう思われたいから、こうしよう」

 

ではなく、

 

「私はこれが好き。

私はこれがしたい。

だからこうしよう」

 

というのが全ての行動のベースになっているのです。

 

だから、

「〇〇のせいでこうなった」

ということもなければ、

「本当はしたくないけど、する」

「本当は思ってないけど、言う」

ということがありません。

 

女神が以前、世界中を旅したときのFacebookの投稿は、

ため息が出るほど美しく、なおかつゴージャスでした。

そこには、

「私、こんなすごいところに行ってて、すごいでしょう」

という隠れたメッセージが入ってなくて、

読んでいて気持ち悪さが全くありません。

また、

「こんなリッチな暮らしぶりをアップしたら、人からなんて思われるかな」

という恐れも感じられません。

ただひたすら、

「ここは、これが素晴らしい」

「ここには、こんな美しいものがあった!」

という、女神の心が吸収した豊かさや喜びが溢れているのです。

 

人に自分の優越性を誇示しない

人と比べて自分を卑下しない

誰かが思う自分像に合わせて、本当の自分ではない自分を生きない

よく思われる為に、何かをするのではなく、本当にしたい時にしたいことをする

 

こういうことが当たり前に出来ているのが、女神が女神たる所以だと思うのです。

 

今日女神と話していてハッとしたのは、

以下の会話。

 

「木からエネルギーもらうとかって言うじゃない?

あれね、もらいっぱなしじゃダメなんだって。

ちゃんと自分もエネルギーを木に循環させないと」

 

「私ね、昔はお料理上手な男性って苦手だったの。

私、お料理好きだから、私がしたかったから」

 

彼女は、男性からいつもとても大切にされて、様々なプレゼントをもらうのですが、

「クレクレ星人」では全くないのです。

 

そして、自分の身体を使って創造することも、奉仕することも好き。

何かを始めると、自分で立てた計画を楽しみながら実行して、

いつの間にかすごいところにまで行っているのです。

 

他にも、

女神がお付き合いしている人が、

出会った当初は皮肉を言ったり、世の中を斜めに見ることがあったのだけれど(女神のパートナーは、皮肉屋であるのが国民性、と言われている国出身)、

それに彼女が気分を害したり、

責めたるすることなく、

また嫌なときには、

「ショック」

と本音を伝えて、その後引きずることがなかったら、

彼が、

「女神は、一緒にいても人の悪口を言ったり、嫌なものの見方を全くしないね」

と言ってくれて、彼自身もそうなってきたというのです。

「人を変えようとしない」

なんて、なかなかできることじゃありません。

「相手に変わってもらおうとするのではなく、自分が変わる」

のさらに上をいく、

「相手の気になる部分を変えようとしなくても、自分が豊かな人間として関わり続けたら、勝手に変わっていった」

という状態です。

こうなったらもう、女神というより生き神です。笑

 

パートナーと考え方が違っても、

「私のこと愛してるなら、こうしてくれて当然でしょ」

と詰め寄ったりせず、

彼に自分の想いを伝えて、彼を尊重したり、待ったりすることができる女神。

 

自分が本当に求めているものがちゃんとわかっているから、それが得られないとわかった相手とは、きちんと関係を終わらせることもあって、

寂しいから

とか

なんとなく

誰かと付き合うこともありません。

 

年齢を理由に結婚や出産を焦って、パートナーに詰め寄ることもなく、

パートナーがリッチでないからといって、友人のリッチな彼と比べることもなく、

自分が相手を好きかどうか、

自分が望む関係をその人となら築いて行けそうかどうかを自分に問うて、

それに従い、

働きかけたり決断したりするのです。

 

「自分を粗末にしない」

ということを徹底しているから、人からも尊重されるんだなぁというのが、女神を見ているとよくわかります。

 

「みんな、自分と人を比べ過ぎなんだよねぇ」

と、サラッと言った言葉は、女神が口にするとすごいパワーがありました。

 

悲しいかな、私はまだまだ人と自分を比べるし、人にどう見られるかを行動の基準にしている部分があります。

だから女神と話していると、

自分がガサツでだらしなくて、

みっともないような気がして情けなくなることがあります。

 

ここまで読んでくださった男性の方の感想は、

「女神紹介して!つきあいたい!!」

しかないと思いますが(笑)、

女性の方は、素敵すぎる女神と自分を比べて、私と同じように落ち込んでしまう人もいらっしゃるのではないかと思います。

 

また、女神の身に起こる羨ましいようなことを聴きながら、

どこかで

「私もそんな経験をしてみたいけど、私にはそういうことは起こらないなぁ」

とか、

「私はそんな風になれない」

と、自分で自分に制限をかけることもありますが、

今までの文章を読んで、同じような気持ちになった女性も多いのではないでしょうか。

 

 

でも、歳をとったおかげで、そういう想いが生まれるたび、

「彼女と同じ魅力はないけど、私にも私なりのいいところがあるはずだから、

そこを見てあげよう」

と、自分を励ますことができるようになりました。

 

また、

「うらやましいなぁ」

「いいなぁ」

と思うことがあったら、

「私には無理」と最初から決めつけて、

心が欲してることを押さえつけないで、

「私にもそういうことがあってもいいよね」

「そんな風になれたら素敵だな」

「そんな風になったらどんなにうれしいかな」

と考えるようにもしています。

 

自分とあまりに違うと思うと、

夢見たり、望んだりすることすら自分に許可できなかった若い頃と違い、

「どんなに素敵なことが身に起こってもいい」

と、自分に許可しようと思うようになりました。

その考えが思い浮かばず、

「どうせ私なんて」

と思うことも0ではありませんが、幸せになるためには、

幸せになる可能性があることを、まずは自分が受け入れて、

そうなることを自分に許可する必要があるのだと気づいたのです。

 

 

女神と一緒に過ごした今日の私の学びのまとめは、

 

「エネルギーを循環させる」ということ

人を思い通りにしようとするのではなく、自分が相手を大切にできているかどうかを大切に生きるということ

憧れるような部分を全部、自分の「こうなりたい」イメージに取り込んで、そうなる可能性を許可すること

 

 

いつも、素敵なことにたくさん気づかせてくれて、本当にありがとう❤️

 

追記

女神を見ていると、

「誰かに幸せにしてもらおうとしない。自分で幸せになると決める。自分で自分を幸せにすると決める」

ということがとても大切だということを教えられます。

しかもそれは、

「いいわよ、私が全部一人でするわよ、誰も頼らないわよ」

という意味ではなく、

「幸せを感じるのはどんな時か自分でよくわかっていて、現状がそれとは違う時には、

望むものに近づくように努力し、

相手がいることであれば、相手を尊重しつつ自分の望みを伝え、

押し付けないように、気持ちをわかってもらえるように働きかけ続ける」

ということなのだと感じます。

 

 

もうほんと、勉強になるわ〜!!