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お多福美人講座美しさは福を呼ぶ

どうしてそれがやりたいのか

 

前回のブログで、

これからはワークショップなどもして行きたいと思っていることを書きました。

そこに至るまでには、自分の本音を探っていく作業があり、

今まで何度か登場したミーニング・ノートが大いに役立ちました。

 

それに加えてもう一つ、自分がどこに向かいたいのかはっきり教えてくれた、嬉しい出来事がありました。

それは問い合わせページから届いた一通のメールでした。

 

そこには、

メトロポリターナの記事で私のことを知ってくださったこと

その記事を切り取って持っていてくださること

『福ふく恋の兵法』の番外修行をコピーして持っていてくださることなどが書かれていました。

心が疲れるとブログを読み、元気になるとも書いてくださっていて、感無量でした。

(お返事で、「切り抜きやコピーをしてくださったのが嬉しい」と書いたら、

証明写真です!と送ってくださいました。それが上の写真です)

 

 

以前にも書いたように、

自分が本になんども助けられたと感じていて、初めてエッセイを書くことになった時、

かつての自分が本を手に取る時に求めていたものを満たせるような、そんな本にしたいと願いました。

 

私に力を与えてくれた本は、

読む人のことを、力のない、何も知らない、可哀想な、救うべき存在として扱い、書かれたものではなく、

本当はその本を手にとった人の中に無限の力があることを知っていて、

それを信じていている本。

 

もしその力がいっとき、何かでかげっていたとしても、

それを哀れまず、かと言って突き放さず、

「人間生きてたらいろんなことがありますよね。

元気のないときは励ましあっていきましょう!」

というような気持ちが感じられて、

その人の知っている楽しいことや嬉しいことを届けてくれるような、

そっと気持ちに寄り添ってくれて、読んでいるうちにどんどん元気が出てくるような、

自分のことも信じる気持ちになって、よーしまた頑張ろうと自然に思えるような、そんなもの。

 

そういう本に出会って、心に響く言葉に出会うと、それをノートに写して幸せな気持ちになっていました。

 

メール送ってくださった方のメッセージにも、

「気になる素敵な文章があったら書き留めたりして、私の肥やしになっています」

と書いてくださっていて、それが本当に嬉しくて。

 

Facebookなどでも、「ノートに書き写しました」

と書いてくださることがあると、胸が、ジンジンします。

 

自分を信じようと思えたり、ホッとしたり元気になったり、また頑張ろうと思う気持ちになった時、

私もその言葉を書き写していたから、

もしその時の私と同じような気持ちを、誰かが感じてくださっていたのだとしたら、

自分が書いたものを読んでそういう気持ちになってくださっているのだとしたら、

「どんなに嬉しいのよ!」

という気持ちです。

 

 

「これで世界を変えたい」

というような大きな野望ではないのですが、自分と縁を結んでくださった方が、

リアルでも、本でも、講演でも、どんな形であれ、一緒に時を過ごすときに、

ちょっと肩の力が抜けて、なんだか明るい楽しい気持ちになって、

自分のことを好きになったり、自分を信じる気持ちになってくださったら、こんな嬉しいことはありません。

 

扱う内容は、

講演だと、

男女のコミュニケーションだったり、上司と部下のコミュニケーションだったり、

接客するときの気持ちの持ち方だったり、女性が多い職場での注意事項だったり。

 

執筆では、

福を呼ぶお話や、日本の伝統を盛り込んだお話など、

本当にあちこちに飛んでいます。

 

が、

結局さっき書いたような気持ちを周りの人と共有したいというのが気持ちの根っこにずっとあるし、

それを忘れて仕事をしたら、自分を見失っているということになると思います。

 

今回メールをいただいたことで、自分のその気持ちを改めて確信することができました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今までは、お座敷だったり講演だったり紙の上でそういうことをしていましたが、

これからは少人数のワークショップでも同じことをしていきたいと思っています。

 

 

 

働かなくてもよかったら?

 

 

今日、友人と話していて、

「もし、働かなくても生きていけるなら?」

という話題になりました。

 

私はもともと怠け者で、芸者や講師など、呼ばれたら絶対行かないといけない仕事が適職だと思っています。

 

自分でお店をする人を心底すごいと思っていて、

誰が来ても来なくても、

「ちゃんと場を整えてお客様を待つ」ということが自分にできるとは到底思えません。

(いつか自分の店を持ちたい、と考えたこともありません。

かつて、友人の勧めで一ヶ月ほど、(正味4〜5回)?日替わりで「いろんな人がお店を出す一軒家」でマクロビ料理を出したことがありましたが、

私には本当に無理ということがわかりました。)

 

 

今まではずっと自分は、働かなくてもいいなら働きたくない人間だと思っていました。

だから無理矢理にでも車輪を回してもらって、ネズミになるのが自分には合っていると思っていました。

 

でも、今、働かなくていいとなると、ちょっとしんどいかなぁと思うのです。

自分でも驚きです。

 

さっき書いたことのほかに、私の仕事の根っこには、

「もったいないことをなくしたい」

という気持ちがあります。

 

好き同士なのに、待ち合わせでうまく会えなくて、すれ違ってしまう恋愛ドラマを見た時に、

「いる、そこにいるよーーーーーー!!!」

 

と叫びたくなるあの気持ち。

あんな気持ちが仕事する時の根っこにあると思います。

 

「この人、そんな意味で言ったんじゃないですよ。言い方がわかりにくいけど、

悪意じゃなくてあなたのことを大切に思ってます」

とか、

「え、ご自分のその魅力に気づいてないんですか!

誰が見てもわかるのに、本人には見えていないのか?!」

とか、

「そんな素敵な特徴を、欠点と受け止めているなんてヽ(´o`;」

という時に、伝えずにはいられない、という感じ。

 

仕事がしたいというよりは、

テレビに向かって、「そこにその人います〜」

と叫びたい感じ。

抑えるとストレスが溜まって健康に良くない、

というのに近い気がします。

 

ここも、大事にしていきたい部分で、

本当はどうでもいいと思っていることなのに、衝動が湧いて来ていないものに対して自分に嘘をついて首をつっこむと、

誰にとっても何の実りもないことになるなぁと思っています。

 

誰に向かってしていくのか?

 

手前味噌ですが、私の書き物を愛読してくださる方や、メッセージをくださる方は、私がその方を、

「すごいなぁ。素晴らしいなぁ」と感じる人ばかりです(ほんとに手前味噌で恐縮です)。

 

ファンづくりを大切にする人、専門性で貢献する人、教祖的存在となって他の人を牽引していく人・・・

いろんな仕事のやり方がありますが、

私は、「信頼できて、尊敬できる人と響き合えるような仕事」がしたいと考えています。

 

私が現時点で考えていることに共鳴してくださる方が、「私の憧れの人」と重なっていたらいいなと思うのです。

 

講演に来てくださったりメッセージをくださったことがきっかけでご縁が始まった方とは、

普段はほとんど会えないけれど、心の中にいて、その人のことを考えると、

「私も頑張ろう」と思えたりします。

 

特に講演を聞いてくださる方は私より人生経験も豊富で、私の話など聞かずとも立派な人生を歩まれている方が多いのです。

むしろ私が教えを請うべきだと思うことが多々あります。

 

だから、そういう方が何かのきっかけでご縁を持ってくださった時に、

その方と同じ方向を向いていられるように、

私が憧れるだろう人が大切に感じているものを、私も大切に思いながら生きられるように。

そんなふうに思っています。

 

自分の在り方次第で、近づいてくださる方は変わってくると思うので、

どんな自分で、何を発していくのか、

どんな想いを響かせたいのかを、しっかりわかって発信していきたいと思っています。

 

 

その人その人、それぞれに光があることを、まずは自分自身が信じて生きていたい。

自分のことを知っていったり好きになっていったり、

自分が持って生まれた自分だけの光を信じたり、それを表に出したり。

どんどん自分になっていったり。

 

そういうことを自分の人生でもしていきたいし、

これまで出会った方、これから出会う方とも一緒にやっていけたらいいなと思っています。

 

そして、今までは、

「こんなことブログに書いても仕方ないかなぁ」と思っていたことももう少し堂々と書いていこうと思います。

(そう書いて、今までのブログをざっと読み返してみたら、大概どうでもいいことを書いていましたが・・・)

例えば、自分が読んで感動した本や自分が好きなものについて、

そんなこと書いても、読んでくださる方の役に立たないんじゃないかとも思っていました。

(重ねますが、今までも役に立たないこと、すごく書いてます。笑)

 

講演での対象者と執筆の対象者がずいぶん違うし、

「自分は何かの専門家の立ち位置につかなければいけないんじゃないか」

という気持ちがずっとどこかにあって、誰に向けて書くか迷いがあった、ということは前にも書きましたが、

結局、このブログを読んでくださった方が、何だかホッとして元気になってくださりそうなこと、

気休めのようなことももっと書いていこうと思います。

 

ワークショップに向けて

 

今、ワークショップをするにあたって、

受講してくださる方やウェブでの講座が初めての方に対して、

最初に知っていただくといいんじゃないかと思うことをまとめています。

 

自分自身が機械が苦手なこともあり、

最初の頃はヘトヘトになる程疲れたり緊張したりしました。

いろんな方の話を聞いて、

「これを知っていれば無駄に疲れたり悲しい気持ちにならないぞ」

ということが見えて来たので、これからしばらくは、それについて書こうと思います。

 

また、自分の「好き」を見つけるワークショップについては、

「好き」に立ちはだかる壁が結構色々あると思うので、

それについても書いていこうと思います。

 

 

ここのところ、「中学生が熱く語る」みたいな自分語りが続いて恥ずかしいですが、

自分の気持ちの再確認も込めて書かせていただきました。