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お多福美人講座美しさは福を呼ぶ

中学時代からの友達との暮らし

 

6月の13日から、わけあって友人がしばらくうちで暮らすことになりました。

中学の頃からの友達で、安心してなんでも言ってしまう分、激しい喧嘩もよくする仲。

 

 

大人になってからの友達は、喧嘩になるような関わりをすることがないし、

昔からの友人でも、何でも言い合っても喧嘩にはならない友達がほとんどということを考えると、

私が唯一喧嘩できるのがこの友人かもしれません。

 

喧嘩できる相手がいるのは幸せなこと。

とはいえ、毎回結構な激しさなので(笑)、今回もそれだけが心配でしたが、

お互い大人になったのか、穏やかに時が過ぎて行きました。

 

 

中学時代に彼女の家で爪磨きをしてもらった時に、

「なんて器用なんだ」

と思ってから約30年後、また爪磨きをしてもらうことになるとは。

 

彼女が好きだった米米CLUBのことや、ニワトリの形の目覚まし時計、

私と一緒のPanasonicのCDラジカセなどが浮かんできて、頭の中が90年代になりました。

 

「あの頃の私らに、次の爪磨きは30年後やで、って言ってあげたいな」

と友人が言っていましたが、あの頃の私たちには30年後は想像できなかっただろうなぁ。

 

 

「便りがないのは良い便り」のつきあいなので、数年間連絡が途絶えることもあって、

久々に会うとお互い色々事情が変わっていたりもします。

 

 

今回は今までで一番ゆっくり一緒にいて、いろんな話をしましたが、

「中学時代から抱えていることを大人になってもひきづっているなぁ」とか、

「あの頃はそんな考え方をしてたか、恥かし」とか、

「結構成長できたのかも」

とか、自分のことについてもいろんな気づきがありました。

 

友人も交えて家族でご飯を食べたり

友人と息子の関わりを見たり

普段とは違う9日間の暮らしで、自分一人では見えなかった母になってからの自分について

気づくことも色々ありました。

 

芸者をやめて子育てする中で、なんとなく自分が世間から取り残されているような、

なんの進歩もないような気持ちになることがたびたびありました。

 

でも、芸者をやめてから深く興味を持った精神世界や宇宙の法則について話したり、

子育てする中で知ったことや感じたことを話しているうちに、

「私は私なりに、迷ったり悩んだりして学びながら、この10年余りを過ごしてきたんだな」

と思うことができました。

 

 

 

友人を送った帰りの新幹線で見た夕日がとてもきれいでした。