今日は、

ジブンの未来をRe・デザインする

という滋賀県守山商工会主催の創業セミナーにてお話させていただきました。

テーマは

『お仕事が増える！福を招くコミュニケーション術』

 

福を招くコミニュケーションと聞くと、

多くの方は

お客様にご贔屓いただく方法を思い浮かべるのではないかと思います。

もちろんそういった内容もお話ししたのですが、

一番大事なコミニュケーションの相手は自分。

 

 

 

創業して仕事をするというのは、

今と違うどこか遠くにいる自分になることではなく、

自分は本当はどんなことに興味があるのか

何を生み出したいのか

何を楽しいと思っているのか

どんなやり方が美しいと思っているのか

何を大切にしたいのか

そういうことを1つずつ自分に聞いて

自分の心が動くほうに進み

自分がどんどん本当の自分になっていくことなんじゃないかなと思っています。

今日は、自分が芸者をはじめたとき、

執筆や講演をはじめたときの

不安や迷いや葛藤をお話ししながら、

どんなふうに考えたら心が楽になって前に進んでいけるか、

自分なりに今まで試行錯誤してきたことをお話させていただきました。

 

普段は経営者の方向けの講演が圧倒的で、

創業希望の方向けの講演会は、ごくまれ。

 

そこで今日は

いつもと話し方のスタイルを変えて、

めいっぱい伝えたいことを詰め込みました。

2時間があっという間に過ぎてしまい、

お伝えしたい事はほぼ全部お話しできたような気がしていたのですが、

帰りの電車の中で見直していると、

伝えそびれたことがいくつか！

 

今日来てくださった方が

1人でも多くこの記事を読んでくださることを祈りつつ

補足の部分を書かせていただこうと思います。

＊頼れる人にはどんどん頼る。

甘えられる人にはどんどん甘える。

聞ける人にはどんどん聞く。

全部自分で背負って、

何から何まで自分でしないとと思うと、

ある時ぽきっと折れてしまいます。

頼ると相手も折れてしまいそうな時はダメですが、

人に「助けて」が言えるようになるのは

とても大切だと思っています。

 

＊「自分にはとても無理」

「あんなにうまくいかない」

などと思うことがあっても、

そう思うたびに、

「でも、私にだってそういうことが起こったっていいよね。

そういうことだってあり得るよね」

と思ってみる。

自分には絶対無理と思い込んで

可能性の扉を閉じずに、

もう少し「不可能」と信じ込む手綱を緩めて、

「すごくいいことが舞い込んでくる隙間」

を作っておくのは大事だと思います。

＊「休みの日に1日寝ていた自分を責めない。

疲れているのに出かけた自分を責めない」

自分を責めたり追い込んだりする癖がある人は、

どんな時も自分が選んだ道を責める傾向があります。

疲れているからと休みの日に1日寝ていたら、

「ああ、せっかくの休みなのに私は寝て1日を無駄にしてしまった」

と落ち込み、

疲れが溜まっているときに無理して出かけたら、

「しっかり体を休めずに出かけてしまった」

と自分を責めます。

こんな非効率な事はありません。

エネルギーがだだ漏れで、いつでも満たされない状態になってしまいます。

 

しっかり休んだ時は、

「休んで私えらいね」

と自分を褒め、

出かけた時は、

「出かけた私、えらいね」

と自分を褒める。

このやり方で、自分を労っていただきたいと思います。

＊創業セミナーだけど、

輝くとか生き生きするとかって、

仕事しなくてもできる。

家族をサポートすることをに喜びを感じる人もいる。

だから、本当に自分が心が動くことだったら、
仕事と言う形じゃなくても誇りを持ってやるべきだと思います

今日何度もお話ししたように、絶対正しい成功法則なんてなくて、

自分は何が向いているのか

どんな事と相性が良いのかは人によってまちまち。

だからこそ、

誰かの意見や

「こうあるべき」

ではなく、自分の心の声に従って、

何があっても自分の味方で進んでいただきたいと思っています。

 

人と同じじゃなくても、

人と同じじゃないから自分がやる意味があるし、

自分しか自分の気持ちを感じられる人はいなくて、

自分が自分である喜びが感じられることがとても大切だと思います。

 

今日ご来場の皆様、誠にありがとうございました。

追記

話しているところの写真は、

芸者を辞めてからのお友達が来て撮ってくれました。

手作りのきな粉バーが優しい味だったぁ💖

 

人との出会い、

特に損得じゃなく

「この人好き」

と感じる出会いは、本当に財産だと思います。

ありがとう😘