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お多福美人講座美しさは福を呼ぶ

JCMA 一般社団法人 日本コンベンション協会 女性委員会 トークショー

 

11月28日、ディズニーランドのそばの

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル

「ホワイトチョコレートミルク(ジョージアンテラス)」

にて、

一般社団法人 日本コンベンション協会

https://jp-cma.org

女性委員会主催のトークショー&ディナーの会にてお話しさせていただきました。

そもそもコンベンション協会にお声がけいただいた時、

コンベンションの意味がほとんどわかっていませんでした。

ブリタニカ国際大百科事典によると、

人,情報,知識,物などの交流の場,集りのこと。本来は単に「会議」の意であるが,近年ある地域や国へ人,情報,知識,物を呼び込むシステムを総称して用いられるようになった。企業をはじめ自治体によるホールや施設の建設を伴う大規模なものも行われており,地域活性化を期待してコンベンション・シティを目指す自治体も多い。千葉の幕張メッセは,日本最大規模のコンベンション施設をもつ複合地域開発計画の例として有名。

とのこと。

 

短くいうと、

集会

会議

とも言えるそう。

私が日頃講演をさせていただくのは、

式典や企業の総会などの記念講演が多く、

いつもお世話になっている、ホテルの方、音響や映像の会社の方など、

いつもはイベントを裏方となって支えてくださる方のお集まりでした。

 

仕事をしていなかったら知らないままのことを、

一つづつ勉強させていただいて本当にありがたいことです。

 

45分という、普段とは違う時間の中で、

参加してくださる方に何を届けたいのか考えてお話しさせていただいて、めいっぱいつめこんだのですが、

最後の、

「今日は本当にありがとうございました」の言葉の後、

皆さんから拍手をいただいている最中に、

「ごめんなさい、言い忘れました〜!!!」

という発言があり(その発言は私のものですが)、

まさかの付け足しがありました。

 

我ながら、そういうことする?と思いますが、

伝えられなかったら後々後悔すると思ったので、とっさにそういう奇行に走りました。

いやぁ、まさに奇行。

 

そんなにしてまで伝えようとしたのは

(そんなにまでして伝えたいことだったらなんで言い忘れたんだと思うのですが)、

「今、最低!最悪!!、と思うことがあったら、その時に一瞬でもいいから

でもこれがもしかしたら、”この先のすっごくいいことにつながっているかもしれない”

と思ってみてください」

ということでした。

 

日常の些細なことから、

仕事や人間関係の深刻なトラブルまで、

「あっちゃ〜」

とか、

「ほんとうに最悪」

「どうしたらいいの」

と、いろんな気分になることがあると思います。

 

そんな時に、

「これのせいでああなってこうなって・・・

この先もっと悪いことが引き起こされるんじゃないか」

と、どんどん負の雪だるまを転がして行きそうになりますが、

とりあえず、一回でも、

「このことが原因で、思ってもみなかった幸運が引き出されるかもしれない」

と思うことで、不安な気持ちが落ち着いたり、

どうやってそうなるかは現時点ではわからなくても、

「そうなる可能性」を脳が意識して、

そっちに引っ張られる道をつけることができると私は感じているのです。

 

万が一そうならなくても、そう考えて損することは何もありません。

謝罪や、挽回・回復のためにできることをやったら、後は気持ちを楽に持つことがとても大事。

 

もちろん、不安な気持ちを無理に変える必要はないし、

「こんなにネガティブな気持ちでいたらいけない」

と自分を責める必要もなくて、

「落ち込んでるよね。嫌な気分だよね。

でも、できることはやったしね。

もしかしたらこれがきっかけで、すごくいい展開になるかもしれないしね」

そんな気持ちでいることで、

生きづらい時、仕事に行くのが嫌な時、どん底と感じる時に、

少し気持ちが楽になるように思うのです。

 

それから、講演後の質問コーナーの時間に話したことで、

参加してくださった女性にもう一つお伝えしたかったのは、

「できるだけ人に頼ってください」

ということ。

 

自分は何もしないで人に依存するというのではもちろんなくて、

この日会場に来てくださっていたのは、

「すべて自分で背負ってやろう」

という責任感があり、また、無理をしてそれをやってしまう力もありそうな女性が多いように感じました。

 

聡明で、努力家でおしゃれで綺麗で・・・

 

そういう人は、人に頼られると

「まかして」

と引き受ける反面、自分は人に頼ると

「迷惑をかけるんじゃないか」

「こんなことも自分でできないなんて自己管理ができてないんじゃないか」

と、どこまでも自分を追い詰めるように思うのです。

 

結婚や出産をこれから経験するであろう年齢の方も多く、

そんな中で、辛い時、苦しい時には人を頼っていいんだと思っていてほしいと思いました。

 

人って、本当に辛い時は、人に助けてということも恥ずかしいと感じるし

苦しいということを人に知られるのが怖くなったりするものです。

 

わずかな時間ご一緒して、お話だけで何が伝えられるのかと思うこともあるけれど、

これから先の人生で、本当に辛い時、苦しい時、

「助けて」

っていうことは恥ずかしいことじゃない、

そう言ったっていいんだという考え方が、頭の片隅にでも残ったらいいなと思いました。

 

出産後は、体も思うように動かないし、

心が揺れ動くこともあるし、

子育てをする中で、自分でも気づかなかった思わぬ古傷が疼きだしたりすることもあります。

 

そういう時に、

「お願いします」

「これやっていただけますか」

「今、とっても辛いです」

と言えたら、言ってもいいんだ、それは恥ずかしいことじゃないんだと思えたら、

それだけでも少し気が楽になるような気がします。

 

 

 

 

お食事は、さすがシェラトンというお味で、スープが特においしくて

幸せな時間を過ごさせていただきました。

 

また、隣の席に座った方から、ちょうど私が探していたような先生を教えていただいて、

好きなことをして、素敵な方に囲まれて、本当にありがたい時間を過ごさせていただきました。

 

この日の大ミスは、サインに書いた日付

 

すべて、1日ずれておりました。

お買い上げくださったみなさま、

もう本当にごめんなさい。

 

この会の後、メッセージやメールをいただいて、

こうして女性にお話できる機会をいただけることをつくづくありがたく感じました。

 

また、お目にかかる機会がありますように。

 

誠にありがとうございました。