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お多福美人講座美しさは福を呼ぶ

Q&A 過去のことを引きずってしまうとき

先日、

「過去のことを引きずってしまう。

許せない人を許せる優しさを持つ寛大なひとになりたい。

どうして気持ちをきりかえていますか」

という内容のメッセージをいただきました。

 

それにお返事する気持ちでブログを書きたいと思います。

 

生きていると、過去の許せない出来事に苦しむことってありますよね。

私自身、過去の出来事を思い出して許せない気持ちになることもあるので、

「許しましょう。こうしたら腹を立てずに左の頬を差し出せますよ」

なんていうことは全然言えません。

そもそも、

「許せない人を許せる優しさを持つ人になる」

「寛大な人になる」

この部分を、許せない気持ち全開モードの時は放棄しています。

 

理想や憧れの最終形として、そういう人になれたらいいなぁという気持ちはあるのですが、

過去にされたこと、言われたことへの怒りがみなぎっている段階で

そういう理想を引き合いに出してしまうと

津波のような自己嫌悪に飲み込まれてしまうので、

現段階の私の精神性では無理と観念し、

最近では、そういうことへの挑戦はしばし休憩しているのです。

 

普段から心を育てることを心がけ、

菩薩のような心になれればいいのですが・・・

 

とはいえ、ある程度の人生経験をしてきて、

許せないことで苦しむ時間はできるだけ短い方がいいという結論に至り、

未熟な人間ながらも実行して効果を上げている方法があります。

 

まずは、

 

許せない自分を許す

 

「酷いことされたんだもん。許せなくても当たり前だよ。

許さなくて当然。

それを、

許せない私ってダメだ、なんて思うなんて私どんだけ性格いいの!」

くらいのことを思うと、我ながらちょっと笑えてきて心に余裕も出てきます。

 

許せない人を許せる人になる方法は今のところ

人生経験なのかしらと思っているのですが、

「経験を積んでいるはずやのに、心の大きさ針の穴ちゃう?(笑)」

と思う人に会うこともあるので、

心の広い人になることを心がけつつ経験を積むことが大事なのかなぁとも思います。

 

また、自分が幸せを感じれば感じるほど許せない人のことを考える時間は少なくなるので、

できるだけ幸せでいられるように心がける。

そして、私の心をグッと楽にするのは、

 

天が裁いてくれるわよ

 

と思うこと。

自分が直接仕返しをしなくたって、

その人がしたことに見合うことがその人にもたらされるだろうと思うことで

気持ちがすっきりします。

 

ただ、こう考えると、

自分がどう生きるかにも責任が増すように感じます(笑)。

 

また、許せない人が身近な人、近い関係で、

「不幸になって欲しいわけじゃないけど、しこりが残ってしっくりこない」

という場合は、逃げのようですが

「できるだけ思い出さない努力をする」

必要があるのかなと思います。

 

遠い人なら縁を切ることもできるし、

近い人でも、

「思い出しすぎて無理」

という場合は新しい関係になって距離を置くことも選択肢に入れてもいいと思います。

でも、

「普段はいつも通り暮らせるし、暮らして生きたいと思っている」

という場合は、思い出すたびに苦しむのは自分。

 

「人間やもん、未熟なことすることもあるよね」

「私も誰かにこういう気持ち味わわせたかもしれん」

そう思って、できるだけ責めないようにすることで、自分が楽になるように思います。

 

それがどうしてもできなかったら、改めて離れたっていいのだから、

自分が一番楽で幸せを感じる選択をしたいものだと思います。

 

「許せない時どうするか」

 

お答えになったかわかりませんが、私の対処法でした❣️