お多福美人講座美しさは福を呼ぶ
感謝日記
日々刻々と、世界を取り巻く状況が変わって行きますが、
これを読んでくださっている方は、
今このときをどのようにお過ごしでしょうか。
コロナによって、生活が激変した方も多いのではないかと思います。
いろんな方の顔が思い浮かぶ毎日です。
私の現状は、講演が軒並みキャンセルになり、
再開のめどが立っていない状況です。
先行き不安で、この先どうなるのだろうというどうしようもない想いで
何を探すでもなくニュースを読み続け、
すっかり心がグレーになることもありますが、
この状況になったからこそ気づけたことも
悔しいけれどありました。
こういうことがなければ、
今まで当たり前と思っていたことのいかに多くが当たり前ではなかったかということを、
実感として感じるのは難しかったかもしれません。
人と直接出会い、話し、一緒に食事をすることも、
実は当たり前ではないこと。
今まで、芸者の時も、講演の時も
私はなんて幸せな時間を過ごさせてもらっていたのかと改めて感じました。
生活必需品が当たり前にあること
きれいな水が水道から出ること
家があって布団で寝られること。
いろんな当たり前をしみじみありがたいことと感じています。
そして、おかげさまで息子はこの春小学校を卒業しました。
たくさんの方にお世話になり、この日を迎えられたと感じています。
愛情や優しさ、励ましや寄り添いを思い出し、感謝の想いで卒業式を迎えました。
子育てで出会った仲間はもちろん、この12年の中で関わってくださった方々に
「本当にありがとうございました❤️」の気持ちでいっぱいです。
「必要なものは必要なときに、必要な形で目の前に現れる」
それが本当かどうか確かめてみたい気持ちで芸者を引退し、
最初の著書の出版日の翌日に息子が生まれました。
困ったとき、今あるもので、今いるところで、
今ここから誰でもまた光に向かっていけるということを自分の人生で確かめてみたいという気持ちを改めて思い出し、
仕事がなくなった今こそ、そのことが本当か試してみたいと思っています。
「特別なものを使わず、
誰でも、どこにいても、
日々の暮らしや心の持ち方を変えれば豊かに生きていける」
今のこの出来事を通して、それを心の底から信じられるようになりたいと思っています。
自分が今まで体験してきたなかで、
物事を好転させる大きな力があるのはやっぱり感謝。
感謝できないことにまで
「ありがとう」
と思う必要はないと思うのですが、
今まで見落としていたこと、改めてありがたいと感じることを日々書きとめていこうと思います。
一年後、二年後、
どんな形で仕事をしているかわかりませんが、
不安や不満に押しつぶされないよう、
人生の実験を続けて生きたいと思います。