拡げるより仕舞うこと

「この人、仕事ができるなぁ」

とか、

「心配りが細やかだなぁ」

と思う人は、

たいてい片付けが上手です。

 

私はどちらかというと拡げるの専門。

 

仕事も出会いも、興味を持ったものも

「これ」

と思うと、どーっと突っ込んでいって

ちらけっぱなしというのが本来の性格です。

 

 

大人になるにつれて、それでは支障をきたすことがでてきて

「キチンと始末」

を心がけてはいるものの

もともと性格の性格は雑で大雑把なのでなかなか大変です。

 

 

この夏、ニューヨークに住んでいる友人が帰国した際に遊びに来てくれた時に

「もともとキチンとした人」

というのはこういう行動をするのかぁ!

と感激したことがありました。

 

夕ごはんを作る時

「何か手伝おうか」

と言ってくれたので、

料理の途中で出たボールなどの洗い物を頼んだのですが

彼女が自然と手を伸ばしたのは

食器カゴに置いてある洗った食器の始末。

 

私なら、ダーっと洗い始めてから

「あ、洗いカゴいっぱい!」

と気づいてまごつくところを

彼女は仕事の段取りを一瞬で組んで

先を見通して

そのために一番先にすべきことへ

何も考えなくても手が伸びたのです。

 

先へ先へ急ぐよりもまず片付ける。

 

彼女の行動から、

自分に足りないことを教わった気がしました。

 

世界中旅行へ行く彼女はいつも身軽で

必要最小限のものだけを

きれいにカバンに入れています。

 

我が家に来てくれた時も、小さなリュックひとつでした。

 

旅好きの他の友達も

いつも荷物が少なくて

彼女に食器洗いを頼んだ時は

(いつも人に頼まずに、自分で洗わんかい!)

洗った食器をカゴにきれいに並べていたことを思い出しました。

 

 

着物や服をコーディネイトするときは、

出す時はちっとも面倒でないし、しんどくもありません。

 

ところが、いざ仕舞うとなった時の面倒なこと。

 

 

拡げることより、仕舞うことの方が労力が必要だからこそ、

仕舞うことを大切にすると

毎日がリズムよく整います。

 

苦手なことだけど、仕舞う仕舞う

と、舞うように軽やかにするよう心がけています。

 

 

 

 

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