「好きな事を仕事にする」の「好き」をもっと詳しく

好きなことを仕事にしているのに、なかなか思うように行かなかったり、好きなことが好きでなくなったりすることがあります。

 

「自分の好きなこと」の大きな枠の中で、

どんな事にドキドキするのか、

何をしている時ワクワクするのか、

のめり込むのはどんな時か、

夢中になるのはどの部分か、

ということを見極めるという作業はとても大切です。

 

例えば、アロマが好きでアロマを仕事にしていたとします。

 

アロマの中で、

マッサージが好きなのか、

マッサージをしながらの接客が好きなのか、

アロマのブレンドが好きなのか、

アロマの効能について調べるのが好きなのか。

 

自分がどこにビンビン感じているのかで、

提供できるサービスの種類が変わってきます。

 

私のお友達のあるアロマテラピストの方は、

ブレンドがとにかく大好き。

アロマの香りに対しての愛情の深さは人並みならぬものがあって、

その組み合わせを考えるときのワクワクした感じ、

楽しそうな雰囲気、

オタクとも言える熱中ぶりを目の当たりにすると、

ブレンドはぜひこの人にお願いしたいと思わせるものがあります。

彼女は、アロマが大好きで、

アロマはマッサージとセットという固定観念があり、

アロマにはつきものなものだから、

しないといけないと思っていたそうです。

 

でも、なぜかそんなに夢中になれないなぁと言う気持ちがいつもあったようで、

 

アロマのマッサージの予約があると、消耗していたそうです。

その気持ちをしっかり見つめると、自分が本当に好きなのはアロマのブレンドだと言う事がはっきりわかって、

そこからマッサージをメニューから外して、

アロマを使った彼女だけの

「お客様とのカウンセリングを通したブレンド」

を中心に活動するようになったそうです。

 

今彼女はとても楽しそうで、

「大好きなアロマがやっぱり大好きだ」

というところに立ち戻っています。

 

 

自分の好きなことに正直になること、

そしてその中で

「自分が本当にワクワクすること、追い求めていきたい事は何なのか」

を細かく丁寧に見ていく事は、自分にとっても周りの人にとっても幸せにつながることです。

 

私事で恐縮ですが、

以前、私も自分のやりたいことがどういうことなのか考えあぐねた時期がありました。

 

不思議なありがたいご縁に導かれて、

執筆や講演の仕事をすることになりましたが、

自分が追いかけていきたい事は何なのか、

求められているのはどんなことなのか、

そのはざまでどこに向かっていいのか

わからない時期がありました。

 

講演の仕事も執筆の仕事も、大体自分が好きなやりたいことをやっているはずなのに、それでも何かしっくりこない感じがありました。

美しい女性に憧れて、自分もそんな風になりたいという気持ちを持ちながら花柳界に入り、

そこでいろんな女性から美しさの秘訣を学びながらも、

体を壊したことでそれまでの価値観を全て否定した時期があったというのも理由のひとつだと思います。

 

美しさよりも健康の方が大切なのに、

自分は経済至上主義の価値観で、

健康や自然をないがしろにして生きてきたのではないかと思ったのです。

 

周りの方が聞きたいと思ってくださる

世界のVIPから学んだ成功の秘訣や、

美しい女性に囲まれて暮らした中で知った美しさの秘訣について、

自分の中で全く価値を見出せなくなっていた時期がありました。

 

何を話したらいいのか、書いたらいいのか、求められている事と自分の発信したいことの間にズレがあるような気がしたのです。

 

特に、東日本大震災以降は、自分の中の価値観がずいぶんゆらいで、

お化粧をして着物を着て

口だけ動かす講演

指だけ動かす執筆

が仕事の自分を

いつも責めていて、

とても苦しく、思いつめた気持ちでいました。

 

そんな中で、少しずつ、自分がどんなことをしているとワクワクする楽しいのかを探っていくと、

昔の人が伝統の中に込めて

私たちに伝えてくれた宇宙の真理を探ること、

人のどんな言葉や仕草に美しさを感じるのか、ドキドキするのかを追求することに行き当たったのです。

 

 

自分の中で疑問に思うことやハッとすることがあって、

それを

「これってどうなのかなぁ」

と自分なりに調べて、結論を出す

検証する

その作業がとても楽しいのです。

 

それがわかってからは、

講演の仕事も、執筆の仕事も、

自分にとっては

「調べる」

「自分なりに結論を出す」

「実験する」

と言う作業があってこそ成り立つもの

それを、講演なり執筆なりで発信する。

その作業抜きに、周りのニーズに合わせようとして

話したり書いたりしてもしんどいだけで、

 

喜びは生まれないことが理解できるようになり、

 

仕事をする楽しみが深くなりました。

 

そしてそれ以降、

自分の望むような種類の仕事を

たくさんいただくようになりました。

 

自分がやりたいことをはっきりさせたおかげで、

私のする仕事を必要としてくださる方もまた、

私のことを見つけやすくなったのだと思います。

 

自分が好きなジャンルの仕事をしているのに、なぜかその仕事の中で喜びが感じられないときは、

自分がその好きなことの中で特にどんなことにワクワクするのかを深く深く見つめてみることで

突破口が得られると思っています。

 

 

料理をするというくくりの中でも、

レシピを作るのが好き

人に振る舞うのが好き

おいしいものを食べるのが好き

もくもくと料理を作るのが好き

と、好きの方向性は様々です。

 

好きな事をしているはずなのに、なぜかワクワクしないときは、

その中で特に好きなこと、

気持ちが高揚することを探して

とことんそこを深めて見ることが突破口になると思います。

 

 

 

 

 

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