時間はあっという間に過ぎていくから

一昨日は、

「綺麗でいながら家事も育児も完璧に」

と思わずに、

自分に優しく生きています!

ということを書かせていただいたのですが

そう思ったのは

芸者時代の体験や、

昔の女性の役割分担について知ったからだけでもなく、

もうひとつ、あるきっかけがありました。

 

 

私は、芸者時代にひどい蕁麻疹を発症して

発作が起こると息もできなくなる程だったのですが

そのほかにも毎日嘔吐をして

頭痛、めまい、不眠、婦人科系の不調と

体調不良のデパートのようでした。

 

 

それをなんとかしようと長期休業をして

スリランカのアーユルヴェーダの病院兼ホテルに3ヶ月ほど滞在したのです。

 

 

テレビはなし

食事は三食、患者の体調に合わせたものを

ナンバープレートの付いているテーブルで食べる。

お酒もタバコも禁止。

 食事を自分で作らなくていい状況で

荷物もほとんど無い

掃除は人がしてくれる

電話で誰かと話す事はほとんどなく

当時はネットもほとんど見ることがなく

(と言っていますが、実際はパソコンの使い方がわからず

メールを打つ時の

改行の仕方やスペースの開け方も知りませんでした)

お友達もそんなにいないので

夜誰かの部屋に行く事もなく

 

それなのに、一日はあっという間に過ぎたのです。

洗濯だけは自分でしていましたが、

芸者時代の一人暮らしから比べれば

 

活動量は10分の一ほどです。

 

それなのに、時間は瞬く間に過ぎました。

 

いつも

「ゆっくりご飯を食べたい」

と思っていたので、それを実行していたら

それだけでも結構な時間をとるのです。

自分で作っていないのにもかかわらず!!

 

普段なら、献立を考えるのも、買い物も、調理も、食べるのも、片付けも全部自分。

それが、

「食べること」

しかしなくても、味わって食べたらこんなに時間がかかるのかぁと

衝撃でした。

 

もともと欲張りな方で

いろんな料理を作りたい

いろんな食器が欲しい

それに合わせたお酒も・・・

 

と求めていくと、

食というひとつのくくりでも、

それだけでかなりの時間をそこに使う事になります。

 

無意識にやっているので、

ひとつひとつはそんなに時間がかかっていると自覚していませんでしたが、

食べることだけでも、あれほどの時間!

 

いつも時間が足りなくて当たり前でした。

 

食事にまつわること以外にも

着物や洋服の買い物

読書

友達付き合い

勉強・・・

と、したい事はいっぱい

 

そして心はいつも追い立てられているとしたら

 

「今は私はこれを大事にする」

 

ということを決めて

それ以外のことは、また縁がある時まで

ベストなタイミングまでは脇に置いておこうと思ったのです。

 

同時並行でぜんぶ出来て、

楽しめる人もいるけど、

私はそうではないみたい。

 

 

多すぎる「したいこと」

に押しつぶされるより

「今これを大切にしたい」

と思うことのために

心と時間と空間のスペースを広く開けて

それと向き合おうと思えたのは

あの、

「暇なはずなのに時間はどんどんすぎる」

という体験のおかげです。

 

丁寧に、味わって生きるとすれば、

私にはもっとゆとりが必要。

 

 

 

波を見る時間

夕日を見る時間

日記や手紙を書く時間

 

そんな何気無いことうするにも、

時間はけっこうかかる。

 

そして、そういう時間は無くしたくない。

 

だとしたら、何を削っていくか・・・

 

それを、芸者を辞めてから、少しずつ、

自分なりに決めて

暮らしを変えてきました。

 

具体的な事は、

部分部分にわけて、

また書いて行きたいと思います。

 

 

 

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